161010 雲取山 テン泊
今年の秋の天候不順は、もはや深刻レベルではないだろうか。
連休中、テン泊で雲取山へ出かけたいと思っていたが、
見事に連休中日に前線通過。
この天の計らいは、
混み合う日程をずらしなさいという合図と信じ、
予定をずらして、10/10から雲取山へテン泊出発。
予報では、10日は晴れ、11日は曇り。
初日はまだ連休最終日なので、
7:00頃に小袖無料駐車場に到着したが既に満車。
しばらく待っていれば、昨日登った人たちが下山してくるだろう。
なにしろ今回は一泊登山なので、時間的に超余裕!
・・・などと考えつつ、
登山口そばにある路駐スペースを確認に動き始めたら、
下山してきた人が「入り口前が空いてるよ」と教えてくれて即効移動!
登山道入口に一番近くの目の前が空いていた。
なんというラッキー! 幸先良いぞ!
登り始めの尾根の様子。上はガスってそうだ。
雲取山へは初めての登山。
ガイド情報を見ると日帰りはかなりの健脚向きで、
一般登山者は一泊をお薦めするという記述が多い。
そこで、テントやシュラフなど普段より重いザックなので、
途中でバテないように、ドキドキ身構えながら、
意識してかなりのスローペースで、のんびり登る。
石尾根までの林間道は、だらだらの登りとぬかるみが多くて、
スローペースは正解だった。
(しかし、それでも登山地図の標準時間とほぼ同じ~やや早めの行動時間だった。
一体この標準タイムの基準は、誰に合わせているのだろうか?)
七つ石山山頂への分岐。
ガスって眺めを期待できない様子だったので、今回は往復とも巻道を通った。
だんだんガスってきた。
そして、石尾根に到着。ここからは、眺めの良い尾根道歩きのはずだが・・・
思いっきり・・・ガスってた(笑)
ダンシングツリーも霧の中・・・
景色がないと飽きてきたので、倒木などを観察したり・・・
霧の中の木々を観察したりしていたら、あっという間に宿泊地の奥多摩小屋に到着。
そういえば、小屋の写真は撮らなかった。
連休最終日のこの時点では、テント場を貸し切り状態だった。
早めに設営を終えて、昼飯食べて、
サブザックで雲取山山頂まで登る予定だったのだが、
小雨になってきたので、しばらくテントで昼寝!
最高のシエスタ!
一眠りした後、明日の天気も分からないので
少しガスが弱まってきた頃合いをみて、雲取山に向かうことに。
水場は、5分ほど降りたところなのだが、
意外と急な階段道で何度も往復する気にはならないw。
雲取山山頂までは、荷物も軽いし、しっかりお昼寝休憩もしたし、
足取りも軽く、山頂まで!
山梨県側の山頂標
で、こちらが東京都側の山頂標。
東京都の最高地点です。
ここに三角点があるので、山頂はこちらなんでしょうね。
Twitterの丹波山村協力隊山担当の書き込みで知ったのだが、
来年2017年の年賀状用に、この画像を撮影するための登山者が多いそうだ。
もしかすると、僕の来年の年賀状には、ここの写真が使われているかも!?(笑)
残念ながら、視界はゼロ。
長居する意味もないので、早々にテント場へ下山!
山道歩いていると、いつも倒木に目を奪われる。
(そんなものがあるのか知らんけど)倒木マニアの傾向があるのかも?!(笑)
夜は、さらに濃霧になり、木々から滴り落ちる雨露でずっとテントにお籠り。
ご来光も叶わず、結果的に天然スチームを満喫したキャンプとなった。
ただし・・・濡れたテントの撤収は苦手じゃ!w
昨日より濃いガスの中、下山開始!
霧の森の中を歩くのは嫌いじゃない。
幻想的で、歩きながらいろいろなことが浮かんでは消えていく・・・
道迷いだけには注意しながら・・・w
養蜂のミツバチは、西洋ミツバチで、
ニホンミツバチは少なくなってるのだそうだ。
前日の出発時の尾根画像より、かなり雲が降りてる。
今日は平日で登山者は少なかったので良かったけど、
混み合っていたら、昨日よりぬかるんだ細道のすれ違いは大変だったと思われる。
このツタの絡まり方、すごい!
天然のロープワークだ!?
下山後、小袖乗越の駐車場を村営で維持してくれている丹波山村応援も兼ねて、
ちょっと遠回りだけど、道の駅たばやまに併設されている「のめこい湯」へ。