山のやあまん

やあまんの山歩き 山行記録をメインにポテポテと更新。

170821-24 燕岳-大天井岳-常念岳-蝶が岳4日目 雷鳥とご対面。下山したら晴れてて暑かったw<山登りあるある(蝶が岳-上高地)

蝶が岳での朝。
ガスと雨で、日の出も穂高の山並みも残念・・・。
また次回のお楽しみだな。

それにしても、今年の夏の天気はおかしいと、
山で出会う方々が言っている。
一週間の縦走準備をして、昨日蝶が岳に登ってきた方は、
「今後も回復が望めなさそうなので、今日下山するわ。
いつもなら、バッチリ快晴続きなんだけどなぁ」という感じ。
9月に入ると、少しは安定するのだろうか?


話は飛ぶが、僕はレインウェアが苦手だ。
例えゴアであっても、やっぱり蒸れる。
なので、なるべくウェアを着ないで多少濡れても、
着干しで歩く方を選ぶことが多い。
特にレインウェアの下を着るのは面倒だ。

ところが、トレックパンツの下にタイツを着ていると状況が変わると理解した。
パンツだけなら、幅広のパンツの水分は生地を伝ってブーツの外に垂れるので、
ブーツの中はあまり浸水しなかった。
ところが、タイツを履いていると、パンツの水分がタイツに染みてしまい、
タイツを伝って、ソックス、ブーツの中まで水が伝わり、
3日目に、レインパンツを着ないでいたら、
ソックスがびちょびちょになってしまったw。

私は学んだ!
タイツを履いている時は、
面倒でもレインウェアの下を履いた方がソックスを守れる!
(当たり前か?w)

そんなわけで、今日はレインウェア上下を着て撤収作業に。
撤収の前に、テン場から5分ほどの山頂へ。
カメラはダウンし、スマホは結露して、何が何だか分からない記念写真(爆笑)

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この日は、これ以降、上高地まで画像無しです(笑)

ガスの中の撤収は、最終日なので、ビニール袋にぐちゃぐちゃ押し込み、
重くなったテント2人分をザックに詰めて、パッキング終了w
後は、下りるだけ!

「熊に出会ったんだから、雷鳥にも会いたいね」と、
昨日からずっと稜線を探していたのだが、
ガスガスの帰り道、3羽の雷鳥親子がトコトコ歩いているところに遭遇。
カメラがダウンしてて撮影できなかったけど、
しっかりと雷鳥さんともご対面してきました。

下山は、横尾に下りるルートを選択。
林間に入ると飽きるので、このザック重量ならどの場所に足を運ぶのがよいか、
自分で課題を出して、その結果に点数をつけて、苦手の下りの反復練習(笑)
ときどき浮石の判断ミスで、足元がぐらついたりすると、20点!・・・とかw


横尾まで下りた時には、まだ雨が残っていたけど、
徳澤まで歩いたら、雨も止み、やっとレインウェアを脱ぐ。
それにしても、横尾から上高地までの横移動は、長くて疲れる。
サイズの合わない交換用のソックスを履いていたこともあり、
両足の裏が、まさかこの林道歩き中に靴ずれするというオチまでついて、
やっと河童橋到着。
暑いよ~!


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【動画】

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道路沿いのベンチで、Tシャツに着替えて、
ちょっとだけ汗臭さから解放された?w
時間に余裕があれば、お風呂で汗を流すところだけど、
バスの時間まで微妙な空き時間だったため、
河童橋のそばで、かつ丼と生ビール!
下界のめしは、うま~~!w


しっかりエネルギー補給して、
バスの中で寝てると東京に戻れるというのはイイねぇ。
小仏トンネルの渋滞も、自分が運転していないので、
全くに気にならず、仮眠しながら帰宅。
公共機関の移動は、楽でいい。



そんなこんなで、快晴には恵まれなかったけど無事下山。
山の天気は運と縁だから、
またいつか穂高の絶景を眺めにリベンジということで。

ちょうど同時期に、
北岳で再会した先輩は、剣岳を目指して草月小屋にいたそうでしたが、
悪天候のため撤退したとか。
また北岳下山のバスでご一緒した日本海を目指している山バカさんは、
数日前に槍ヶ岳にいたと、不思議なつながりで人づてに情報が入る。
ずいぶん近所にいたようなのだがw、
今回の荒天をやり過ごして、これからも無事に先に進んでほしいと祈る。


初の北アルプス縦走は、課題もたくさん見つかったけど、
とにかく、テン泊荷物を背負って4日間歩き続けられたことは、
おじさんの体力、筋力的に、ちょっと自信になった。
自分のペースを守れば、もう少し長い日程でも歩き続けられそうかな?

来年か再来年には、裏銀座縦走を密かに狙っているので、
もう少し、頑張って体を鍛えるっす!

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