甲武信ヶ岳ピストン 徳ちゃん新道 171112
1か月近く山歩きしてないため、足腰が鈍っている中、
スポーツクラブで下半身のウェイトトレで追い込み、
年甲斐もなく、大学生と混じってバレーボールのプログラムに参加して、
足の筋肉痛が抜けないまま、
甲武信ヶ岳日帰りピストンに出かけることに。
毛木平から登れば問題なかったはずなのだが、
登山口までのアプローチが2時間近く遠いようなので、
運動不足と筋肉痛を抱えたまま、
西沢渓谷より徳ちゃん新道でピストンすることに。
急斜面で長いという噂を聞いているので、
いつでも撤退するつもりでスタートしたものの、
登り始めると、山頂を目指したくなる性・・・w
しかも、久々の快晴!
・・・で、ちょっと無理しちゃって、
下りで脚が軽い肉離れ状態になり、
ボロボロの山行となりました(笑)
6時に西沢渓谷駐車場出発。
正面の鶏冠山がモルゲンロートで赤く色づく。
西沢渓谷の紅葉は、既にピークを過ぎ、
駐車場脇で少しだけ赤い木々が残っているくらい。
だから、日曜日でも駐車場が空いていたとも言えるが・・・
駐車場から20分くらい林道を歩くと
西沢渓谷入口のきれいなトイレへ。
ここから先は、甲武信小屋までトイレなし。
トイレからさらに数分ほど林道を歩いて、徳ちゃん新道入口。
いよいよ山登り。
登山口から少し歩くと、噂通りの急斜面が始まる。
まだ始まったばかりだが、既に脚の筋肉痛が気になり始めるw。
ツイストしてる樹。
樹林帯を2時間くらい歩いて、やっと視界が開けてきた。
今日の富士山は、超キレイ!
脚は既に痛みで踏ん張りがきかない感じ。
筋肉痛の右脚をかばって、左足の股関節にも違和感。
このあたりで引き返しておけばよかったのだが・・・w。
近丸新道と徳ちゃん新道の分岐到着。
ここあたりで、甲武信ヶ岳までのちょうど半分くらいか?!
それでもCTより良いペースで到着してるので、「行けるかも!」と欲が出るw
今度は、戸渡尾根歩き。
シャクナゲの季節は、徳ちゃん新道~戸渡尾根が花のトンネルらしい。
戸渡尾根も長くて急坂!
稜線に出る手前に、バッチリ眺望の良いところがあって、皆さん休憩していた。
本当に、今日は快晴。登山日和。
超カッコイイ富士山!
広瀬湖と大菩薩嶺方面か?
山並みが多すぎて、山座固定できんw。
なんとか稜線に出て、木賊山(とくさやま)山頂へ。
眺望なしだが、三角点あり。
木賊山から一旦コルまで下るザレザレの斜面で、やっと甲武信ヶ岳とご対面。
ここまで4時間30分。
一度も姿を見れなかったので、深い場所にある山だなぁという感想。
印象的な山容だよね。
ざらざらの斜面をズリズリ滑り落ちつつw、パノラマ撮影に挑戦。
上下をつなげてイメージしてみておくれ!w
木賊山から10分くらいで、有名な甲武信小屋に到着。
やっぱりこの看板だよな。
この時点で、右足の大腿四頭筋は悲鳴を上げていた。
段差でちょっと踏ん張るだけで、マジで激痛。
でも山頂まで、残り標高差100mくらい。
最後の登りは、軽いびっこを引きつつ、
ゼイゼイ言いながら登り切った。
山頂付近に登ったころには、下界に雲が広がってきてて、
さっきとは違った富士山の姿。
混み合っている山頂標が空いた頃合いを見て、ささっと記念撮影。
正直、既に下山のことを心配しているw
脚がもつだろうか????
【動画】
山頂でお昼を食べて、サクサク下山開始。
しかし、足を踏み込むと痛みが走り、ペースが上がらない。
さっきの木賊山。
このあたりから樹林帯に入って、見えなくなってしまった。
帰りは巻道を使って、木賊山のザレザレ斜面はパス!
あんなに滑る斜面を登る気力なしw
予想通り、これからの下りが大ごとだった。
右脚の太ももは限界を超えてしまい、軽い肉離れ状態。
途中でテーピングをぐるぐる巻きにして、とにかく下まで踏ん張れるように。
大きな段差は超慎重に下りて、
急斜面では、ちょっとでも滑ったり、つまづいたりすると、
脚へのダメージが強烈なので、絶対滑らないようにちょこちょこ歩きw。
全くペースが上がらないので、
登山口まで戸渡尾根と徳ちゃん新道が延々と続いているような感覚になった。
山頂から4時間弱、ほとんど休憩なしでじわじわ下って、
それでも予定通り、日没前に下山できた時、
今回は本当に頑張ったと、思わず自分をほめた(爆笑)
下りでは撮影の余裕なし。
唯一撮ってたのが、倒木マニア画像でしたw
9月の笠取山の時、雁坂峠から西沢渓谷へ下山する予定だったけど、
雁峠から広瀬ダムへショートカットで下山してしまったので、
今回が初の西沢渓谷でした。
今度は、お弁当持って、渓谷歩きに来たい場所ですな。
西沢渓谷から甲武信ヶ岳の日帰りピストンは、
噂通りの長丁場でした。
身体のコンディションが良い時でないと、
鈍足のおじさんには、かなりハードなルートでした。
甲武信ヶ岳は、テン泊して、
帰りは雁坂峠経由ののんびり周遊コースも楽しそう。