180603-04 八ヶ岳山開き 根石岳-硫黄岳-横岳 オーレン小屋テン泊
休業日にイベントが続き、プライベートでもごちゃごちゃ出来事が起きはじめ、
「そろそろ山歩きたいな! 少し静かに考えごとしなければ・・・」モードにw
気がつけは、すでに前回の山歩きから1か月。
こりゃ、夏山に備えて、歩いておかなければ・・・と、
テン泊山行を計画する。
梅雨入り前の好天予報だったので、
密かに狙っていた八ヶ岳のオーレン小屋をBCにして、
八ヶ岳ピーク繋ぎの続きを行うことにする。
(抜けもあるけど)蓼科山~天狗岳まで下ってきたので、
今回は、根石岳~硫黄岳~横岳を目指す!
桜平駐車場(中) トイレが新設でとてもきれい
全く知らなかったのだが、6/3は八ヶ岳の開山祭らしく、記念バッチを目指して(?)各小屋では土曜日の前夜祭から大盛り上がりの週末に重なっていたと知る。
1日ずれていると言え、一番混み合う週末の駐車場状況が気になる。
下山者が増えて空いてくるだろうであろうお昼頃に駐車場到着を目指したが、
9時過ぎには到着してしまう(笑)
運よく1台分のスペースが空いていて駐車できた。計画より90分早く行動開始!
後で知ったのだが、昨年桜台駐車場が拡張され、
従来の駐車場(上)付近にあった(登山口付近?)トイレは撤去され、
駐車場(中)に新設されたトイレのみになったそうだ。
初夏のような快晴の中、小屋に向かって林道を登る
初めての山、ルートは、何を見ても聞いても楽しい!
【動画】夏沢鉱泉への林道
はじめましての夏沢鉱泉を通過
落石危険でトラバース道を迂回誘導している斜面
ほぼコースタイムで到着!
キレイな小屋だ!
昨夜の宴のなごり張り紙!?(笑)
チラッと聞いた噂では、120人小屋泊で一升瓶14本が空いたとか・・・!?w
前夜祭の予約は半年前くらいで満席とかw。
ただし直前キャンセルも多少出るので、
キャンセル待ちでも諦めずに山行の準備はしておくようにとのこと。
【動画】オーレン小屋テン場
昨夜はテン場も混みこみだったらしいが、今日はのびのびとテントを張って、
軽く足慣らしのお散歩に出かける。
すのこがあるのがうれしい! ただし、かなり割れてたり、釘が出てたりするので、
設営前にしっかり地面確認した方が良い。
まずは20分ほどで、夏沢峠へ。
奥に見える硫黄岳方面には明日。
今日は、手前の根石岳へ向かう。
しばらく林間歩き
林間を抜けると、青空。
そして、見えてきた! 今日の目当ての稜線道!
誰かのトレラン動画で、
根石岳からのこの道を気持ちよさそうに駆け抜けているのを見て、
歩いてみたい!と思ってた場所。
いつもは風の通り道らしいのだが、あまり風もなく、
映画のセットのような道を堪能してきた。
【動画】
根石岳山頂到着
オーレン小屋からは、ちょうど良いお散歩コース!
天狗岳って、見てて飽きない山容だよな。
双耳峰って好きなのかも!?
【動画】 根石岳山頂
下山中に、スマホカメラの接写性能実験・・・
テントに戻って、軽く飲んで、夕飯食べて、小屋のお風呂に!
テン泊の人も入浴できる。うれしい!
【動画】薪ストーブ脇にごろりと寝転がって、お風呂の空き待ち。
至福のひととき!
そして男湯に! しばらく貸切風呂! 極楽じゃ~!
温まった身体のまま、夜更かしせずに、8時過ぎには熟睡。
快眠だった!
強風で4:30頃に目が覚める。
快晴なのだが、上空の風の音が凄い。
今日は、予定通り稜線を歩けるか気になる
出発時間になって、少し風も弱まったので、だめもとで稜線に向けて出発。
強風がきつかったら、硫黄岳で下りてくるつもり満々w。
夏沢峠まで登ったら、風はそれほどでもなく、
空気が澄んで、遠くまで視界が開けてた。
めちゃ、気持ち良い朝!
アルプスも一望できる
ケルンと稜線を歩く人と八ヶ岳ブルー
はじめましての爆裂火口さん
【動画】爆裂火口@硫黄岳
硫黄岳山頂。
ちょっと風が強かったので、記念写真は帰りに撮り直すことにして、
横岳を目指すことにする。
【動画】硫黄岳山頂
さて、横岳に行くか!
・・・って、どのピークが横岳????(笑)
全く距離感が分かってないw
北八ヶ岳エリアから南八ヶ岳エリアの猛々しい山容に変わり始める。
ダイナミックでカッコイイ!
横岳手前の台座の頭に出ると、富士山が見えてくる。
今日は、360度景色が最高だ!
鎖場のトラバース
鎖や梯子が出てきて、岩場の雰囲気が高まってきたら・・・
意外とあっけなく横岳山頂に着いちゃった!?w
【動画】
景色を眺めながら、おにぎりをほおばり、
のんびり30分ほど山頂を満喫。
もう少し先まで進んでも良さそうな時間帯だったが、
腹八分目で、余裕をもって行動。足るを知る!
ということで、予定通り横岳でUターン。
十分満足な景色とトレッキングルートでした!
サクサク硫黄岳に戻って、下りは、赤岩の頭経由でオーレン小屋へ
白と青とさっき歩いてきた稜線とケルンと登山者
赤岩の頭の白砂が、八ヶ岳ブルーに映える。
降りてきた彼は、赤岳天望荘に泊まっていたが、
朝の強風はすごかったと言ってた。
稜線上だと、吹き飛ばされそうな強さだったろう。
小屋へのルート上に、何か所か残雪が残っていた。
日中は緩んでいるので、ノーアイゼンで下りれるけど、
早朝、固まっていたりすると、下山は少し怖いかも。
11時にテン場に到着して、ちょうど4時間くらいの周遊でした。
八ヶ岳の中部を歩くのは、コースがバラエティに富み、
北エリアと南エリアのブレンドハイキングを短時間で楽しめる。
本当は、横岳からもう少し先に進むと、
さらに岩場を楽しめるようだが、赤岳方面は、また次回にします。
天気に恵まれ、大満足の八ヶ岳山開きでした!
【おまけ】
オーレン小屋の昼食メニュー「ボルシチ」