170821-24 燕岳-大天井岳-常念岳-蝶が岳3日目 攻撃的な強風雨とザック増量のトレーニングDAYw(常念小屋-常念岳-蝶槍-蝶が岳ヒュッテ))
昨夜は、豪雨と突風でテントから出ることがほとんどできなかった。
服もテント内も濡れているので、ソックスを干したり、
身体を冷やさないように重ね着したりで、荒天が過ぎ去るのをじっと待つ。
常念小屋のテン場は、ドコモの電波がバッチリで、
他にすることもないので、久々にオンライン。
天気予報を調べたり、ちょっとSNSに書き込みしたりしているうちに熟睡へw。
かなりテントが軋んだけど、荒天を乗り越えて、
明け方は雨も止み、ちょっとだけ朝焼け。
朝、視界が開けてたのは初めてだな。
雨が止んでいるうちにテント撤収。
なんと楽なのだろうw
降っていないだけで、感謝の気持ちに満たされる(笑)
予報では、今日から天気回復だったのだが、
今年の夏は、なかなか晴れない天気のようで、
今日の予報も二転三転しているようだ。
雨も覚悟で、常念岳への急登にとりつく。
この斜面を登りはじめたら、攻撃的な強風で、
重いザックを背負っているのに、身体が吹き飛ばされそうになるw。
風に阻まれなかなか前に進めず、途中から雨交じりになってきたり、
思ったより時間がかかった。
三股への分岐。
昨日歩いてきた稜線が見える。
・・・けど、強風は容赦なしw
なんとか常念岳山頂。
山頂の岩場は、風にあおられて足場が安定せず、
身体が浮いて飛ばされそうな感じで、そそくさと下の段まで逃げるw
ザックのフィッティングの関係かもしれないが、マジで危険を感じた(笑)
それとも3日目で、足腰に疲れが溜まってきてるのかもしれない?!
【動画】
長居はせずに、いよいよ蝶が岳方面に向かう。
岩ゴツの斜面をあの稜線に向かって下りていく。
少し下って振り返ってみた山頂。
思ったより猛々しい山頂だった。
風が強まってくる。
ほんとに吹き飛ばされそうだw
この先あたりで、相方にアクシデントがあり、荷物の一部を背負うことに。
ずっしりと背中が重くなる。気合だ!
常念小屋で水をたっぷり補給しなければよかった・・・!?w
あの遠くの尖っているピークが蝶槍!?
遠い。。。w
岩稜帯を下りると、お花畑になり、林間コースになる。
コルまでどんどん下っていくと、蝶槍への急登が正面に見えてくる。
「これ登り返すの???」
林間は風が弱まるけど、木の根の登りは滑るし、
ザックが大きくなっているので、横枝などに引っかかって苦手。
このあたりから、カメラ、スマホも湿気にやられはじめ、
画像を撮る余裕もなくなり、ひたすら登り修行に入るw
やっと林間を抜けて、展望が開けたところ。
ピークはまだ先
【動画】
ふーふー言いながら、やっと蝶槍ピークへ到着。
このヒュッテまで1.6Kmという表示が、微妙な距離感で、なんとなく喜べない(笑)
【動画】
結局、蝶槍から1時間弱で、蝶が岳ヒュッテに到着。
カメラ不具合につき、画像無し。
到着時刻15:30.
予定より2.5-3時間遅れ。
天候も含め、このコースはきつかった~。
この後、設営中にちょっとだけテントのそばを離れたら、突風でテントを飛ばされ、
まさか蝶が岳でテントを追っかけて、
疲労中の身体でダッシュすることになると思わなかった(笑)
テントを無事確保できてよかった。
四隅をペグ止めしていたけど、張り綱が張られていないと一気に風にもっていかれた。
テント設営時は、作業を始めたら自分の設営が完全に完了しないうちに、
他者の手伝いや現場を離れたりしてはいけないと再確認。
赤子泣いてもフタとるなと同じw
夜にちょっとだけカメラが回復したので、夜景を撮影。
穂高、安曇野方面かな?
これが今回のコンデジで撮影できた最後の画像。
翌日は、動いてくれなかったw。