191008-10 涸沢の紅葉が半月遅れだって?絶好のチャンス到来!台風前に行くぞ! 涸沢-奥穂高岳-パノラマ(屏風の耳)ー上高地
「涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ」・・・だっけ?
日本一の紅葉といわれる「涸沢の紅葉」を死ぬまでに見てみたいと思っていたのだが、
例年紅葉の見ごろは9月下旬。
当社の決算が9月末・・・。
会社の状況的には、大した業績でもないので???(笑)、
この時期に数日休んでもあまり問題はないのだが、
自分の気持ち的に、この時期に業務を休んでまで紅葉を見に行く勇気がなかったw
馬鹿みたいに混んでるとも聞いてるし・・・
ところが今年、紅葉が遅れているという情報が入り、
なんと10月に入ってから見ごろになるという、絶好のチャンス到来!
9月上旬に、過労で腰痛を再発したり、発熱ダウンしたりの悪コンディションも、
1週間前の高尾山リハビリ連チャンで回復を目指し、
大型台風襲来前の晴天予報にワンチャン賭けて、
低気圧と前線の影響で初日は雨予想のスケジュールながら、
急遽バスの予約を取り、ソロテント泊で涸沢に向かうことに!
もちろん事務所は臨時休業<夏休みがなかったので問題なし!という勝手な自己承諾w
10月7日(月)
東京駅発のバスしか予約できなかったのだが、
前日に新宿発のさわやか信州号グリーンカーの予約を取り直しできた。
行きは、3列シートがいい!<ラッキー!
10月8日(火) 試練の初日!?w
上高地は雨!!!!!
予報通りとはいえ、雨が朝には抜けていて欲しかったw
登山者は雨仕様の装備を準備中!
雨はやみそうにないので、傘をさして横尾までの林道をひたすら歩く。
途中、雨宿りできる休憩地点がないので、横尾までノンストップ!
横尾のトイレ前の軒下でスペースを確保して、やっと行動食を補給。
水も補給して、傘をポールに替えて出発。
雨脚は収まるどころか、ずっと雨・・・
この時点の天気予報では、雨は15時過ぎに止む予報(とほほ)
この時点でレインウェアも効かず、全身ずぶ濡れw<レインを買い替えると決意するに十分な状況だったw
本谷橋でちょっとだけ休憩したけど、かえって身体が冷えそうだったので、
じわじわ登ることにする。
そして、涸沢まで到着したけど、雨は相変わらず。
全身びしょぬれ状態のままテン泊しても、今日は衣類が乾かないなと判断し、
涸沢小屋へ素泊まりすることに。
でも、乾燥室は、戦場だったw<乾かないよ~w
10月9日(水) 神様からのプレゼント。パラダイス・ウェザー!
翌朝、予報通りの快晴!
昨日、頑張って登ってきてよかった!
今日の作戦は、まず空き地の多いテン場で好地を確保して設営。
その後、サブザックで奥穂高岳山頂を目指すことにする。
昨夜、小屋でガイドさんの会話を聞いたところ、
今年の紅葉はあまり色づきが良くないとか。
それでも初涸沢紅葉のおいらにとっては、十分感動の色。
紅葉の当たり年は、どんなに鮮やかなのか・・・<こうやってハマるんだろうなw
パノラマコース(上)で登り始める。
【動画】ザイテンとりつき手前
山頂から降りてから、味噌ラーメンを食べたいのでw、サクサク登るべ!
稜線は風が少し強いので、アウターを羽織って、いざ出発!
【動画】奥穂高岳山頂
テントに戻り、夕飯食べて、冷え込んできたので、18時過ぎには就寝(爆笑)
冬用のナンガのシュラフにして正解だった。
0℃前後まで冷え込んだようだったが、ぬくぬくで夢見ながら朝まで熟睡!
10月10日(木) フリーの日! でも、ハードだった!
計画では、破線ルートのパノラマコースで「屏風の耳」を踏破してみたいと予定していたが、今回はソロなので身体のコンデション優先で考えてた。
ところが3日目でも、腰や膝の痛みが出ていない。
あれ? テン泊の大ザックでも行けるんじゃね?
年配者でも通過しているコースだし・・・!?
ということで、計画通りパノラマコースで徳澤まで下山してみるとにした。
【動画】屏風の耳
屏風のコルからの下りは激下りで、きつかったぁ。
ザックの重さが足腰にきて、岩下りの時にポールを隙間に挟んで1本折ってしまい、
急にペースが落ちるw。
撮影する元気もなくなり、途中の様子は画像なしw
バスで帰京なので、小梨平で汗を流して着替えて、さっぱり仕様でバス乗車。
帰りの運転がないと、車中でお疲れ様ビールできるので、これは幸せ!w
【山行記録】