山のやあまん

やあまんの山歩き 山行記録をメインにポテポテと更新。

220524-25【おじさんテン泊 第3弾】笠取山で人生を悟る!? 


昨秋の本沢温泉以来の「おじさんテン泊 第3弾」。いつも通り、ゆるい計画で行こうと奥秩父笠取山をチョイス! 

5年前ソロで登った時はバス利用のため、西沢渓谷側の新地平から登ったのだが、何度も渡渉したり、林間でふみ跡が薄く迷いやすかったり、距離も長くて結構疲れた記憶。曇り空で景色を堪能できなかったので、今回はスカッと晴れた景色を見てみたいなと。

yamanoyeahman.hatenablog.com


今回は車なので、整備されている作場平口よりのんびり登るプラン。例の直登急斜面と実際に対面した時、おじさんたちは、登るか? 撤退か?(笑)

作場平の駐車場はトイレ新設工事で狭くなっていたが、平日なので問題なく駐車できた。臨時駐車場も用意されているが、登山口から少し離れているようです。(笠取小屋のトイレも新設工事していた。東京都水道局に感謝!)

入山すると、さすが水源の山。渓流の水は透明で新緑が目に優しく、なかなか先に進まないw



あれこれたくさん撮影したけど、あとで見返すと似たような景色ばかりなので(あるある)、広葉樹林の新緑画像はこれで終了!w

90分ほどで笠取小屋に到着。平日は小屋が閉まっていることが多いと調べていたのに、途中でコンビニに出会えずビールを買いそびれて、すこし凹んでいたのだが、なんと小屋番さんが上がってきてた!!! テントの受付しながら、 
「ビールも買えますか?」
「僕がいる間は買えるけど、夕方下りるよ。何本?」
そうだなーと悩んでいたら、すかさずKくん
「2本ずつ!!!!」
だよねぇ~w まだお昼だしw

設営終えて昼ビールと昼食を食べて、時間もたっぷりあるので、散歩に出かける。最初は、気持ちよい高原の「雁峠」へ。前回はこの斜面の下からふぅふぅと登ってきて、林間を抜けて雁峠の草原とこの木の風景を見上げた時、マルバダケブキ満開で鹿も走ってるし「ここはパラダイスか!」とマジで思ったw


ほんとにここは楽園のような場所。気持ちよくて、瞑想したり、ボケーっとしたり、40分ほどまったりタイムを堪能。

【動画】

 
 
 
 
 
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まったりタイムの後は、「小さな分水嶺」へ。多摩川、荒川、富士川の3河川の分水嶺。小高い丘になってて、眺めが良い。

そして、いよいよ例の斜面とご対面!!!
ガスが湧いてきちゃったし、眺望があまりよくなさそうだし、山頂は明日の朝にしようか?と相談するも、せっかくだから今日登っちゃいましょう!!ということに。

行くぜ!!
(まあ、見た目ほど大変な斜面ではないのだが、直登のふみ跡がプレッシャーをかけてくるw)

【動画】

 
 
 
 
 
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もうすこし・・・

 
 
 
 
 
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13分で山頂到着! それほど標高差がないので、まあそんなもんですw 見た目の威圧感だけ強い(笑)


雲や霞で遠くの展望は見えなかったが、前回と同様に天使の階段が雁峠方面に降り注いでいた。雁峠はやっぱり天使のいる楽園なのか?w




この後、奥の岩場を超えて、三角点のある本当の山頂(?)へ移動。


山頂は、シャクナゲが満開だった!!!!

山頂でもちょいと瞑想したりしながら、奥の周遊ルートで下山。

おなじみの水干。多摩川の源頭。

【動画】

 
 
 
 
 
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テン場に戻り、外のベンチテーブルで夕食準備を始めると、テン泊者が続々と夕飯持って集まり始め夕食会に。その中にファイントラックの若い社員二人がいて、だんだんギア談議にw。そして日が暮れる前には、ぞろぞろとテン場に移動して、ファイントラック・テントの展示会のようになってたw。ワンポールテントは軽くて小さいけど前室もあり良さげだなと思ったが、シングルウォールなので結露が気になった。

 

陽が沈み暗くなり、ひとり二人とテントに戻り始め、最後は我々二人でしっぽりバータイム。

笠取山の斜面を登っているとき、Kくんは人生を悟ったらしい!?w
「小さいけど一歩一歩目先の歩みを続けていると、急斜面でも遠く見えていた山頂でも到着する。険しいときはあえて視線を足元にして、上を見上げるときは方向を間違えていないかとか、登りやすいコースを探すときで、あとは足元を見つめ地道に小さなことの積み重ね・・・。人生と一緒だなぁ・・・」(笑)Kくんはドロドロした世間にも触れながら仕事しているので、山に来ると心が洗われ自分を取り戻せるそうだ。

トレッキングしていると、一歩一歩歩くことだけに意識が向かい始め、過去や未来を思考して不安や期待などの感情を抱いていた意識が、「いま現在」だけにフォーカスするようになってくる。すると感情が静まってくる。「歩く瞑想」ってあるけど、トレッキングで「Be Here Now」の境地にチューニングされると、思考が停止して静かな瞑想状態のまま移動しているような感覚になることもある。

海でも山でも自然に触れることで、一種の瞑想状態のような体験を得てリフレッシュするのは確かだと思う。でも、都市生活者はそれが難しいので、僕やKくんが提供している心のリフレッシュ装置やサロンなどを利用して思考を停止し、「いま」だけを感じ、心身のバランスを回復する必要があると僕は考える。普段から自然を感じて、心を整える生活をしている人には、本当はマシンなどは必要ないだろうけどねw

・・・などと、二人で静かに語り明かしながら、夜は更けていったのでした!w



で、翌朝! 深夜のトイレに出たら、露で湿ったフライのジッパーが深く噛んでしまって、やむを得ず耳を切り裂きジッパーを下さざるを得ないという悲劇に! その悲しみから(笑)三度寝の寝坊していたおいらの耳に、お隣でテン泊していたファイントラックの若い二人が、朝一で山頂まで散歩してきて下りてきた会話が聞こえてきた。
「眺め良かったです。富士山見えてましたよ」

Kくんはすでに分水嶺まで行って朝の瞑想をしてきたようで、「じゃ、もう一回登る? 山頂で朝食しようか」と悲しみのおじさんも重い腰を上げて準備開始。

※ファイントラックの二人は、自転車で埼玉から登山口までツーリングしてきて、UL装備で登ってきてた。帰りも時間かかるので早出で帰りますとサクサク下山していった。


朝食とコーヒーをザックに詰めて、前日に一度登っているので疲れずに山頂到着!
富士山に間に合った!

笠取山からやっと見れた


【動画】

 
 
 
 
 
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贅沢な朝ごはん

 
 
 
 
 
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雲が湧いてくる前に、何度も撮影w

 

のんびり1時間ほど山頂を堪能

シャクナゲの陰で咲いてた白い花。名前知らず! グーグル先生によれば、ジャスミンと検索されるのだが、合ってる?


朝ごはん後、昨日と同じく山頂奥のルートで下って周遊してテン場へ。
テント撤収して、下山は1時間弱で駐車場着。らくちん楽ちん!

帰りは、数年ぶりに道の駅たばやま「のめこい湯」で汗を流して帰宅!肌がつるつるになる良い温泉。しかも、食堂のカレーが美味しかった!!!!!


GPSログ

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220508-10 4年越しのリベンジ蝶ヶ岳。またしても蝶ヶ岳にフラれるのか?

4年前の夏、初めての北アルプステン泊縦走に選んだルートは、槍穂オールスターズの大パノラマを堪能しながら稜線歩きができるという燕-蝶の常念山脈3泊4日。しかしその年の夏は天候不順。結局上に登ってから山の景色を見れたのは初日夕方、燕岳から槍と裏銀座の稜線だけ。残り3日間は、ガスと降雨の中を重いザックを背負ってひたすら歩き続けるという修行ハイクとなった。
天候の善し悪しはしょうがない。しかし心残りは、常念側からの大パノラマ「槍穂オールスターズ」を眺めてみたい。改めて常念側に登る理由ができたとリベンジを楽しみにしていたのだが、コロナの影響もあり4年越しのプランになってしまった。

そしてついにリベンジは、「残雪期の景色を見に行く! 連休後半~連休明けの天気が良さげな数日を狙うべ」。
4月初旬から中期天気予報を連日確認し、当初5/3~5頃は微妙な予報だったので3日に出張予定を入れたのだが、この3日間が絶好の行楽日和「The Days!」となる。出張先の宿でSNSに流れてくる北アの絶景画像を恨めしく眺める。
その後は晴天が続く予報はなく、どこかワンチャンを狙って計画するしかなくなってしまった。曇天が続くけど、9日夜から10日日中に晴れマークが出てきたので、その予報に合わせて計画することにした。春山のつもりで冬用シュラフは持参せず、長塀尾根には少しでも軽い荷物でと。しかしこの時期の高山はまだ冬支度が大切と痛感させられることになるとは・・・。

 

朝の松本行きで、「四季島」とすれ違う。

今回はソロなので、JR利用で上高地入りしてみることにした。高尾駅を6時過ぎ始発の普通松本行きに乗ると、特急の通過待ちなどもなくスムーズに松本駅到着(青春18きっぷみたい<使ったことないけど)。しかも松本バスターミナルから1日2本のみの上高地ライナーという直行バスにもちょうど接続でき、一気に上高地バスタ11:55着。徳澤や横尾で前泊する計画なら、この移動手段アリ。
都心まで逆行して前夜からの夜行バスよりも身体が楽。二人以上なら自家用車で行くけど、下山後にビールを飲めないのが難点w。そしてあずさを使わないので交通費が安い! 高尾在住のメリットを発見した気分!w

 

おなじみの・・・
大型連休最終日の上高地は、思ったほど人がいなかった。

明神では子ザルを抱いた猿が多数。この写真が子ザルを一番よく撮れた。

昨日じゃん。このあたりはクマさんのテリトリーだからねぇ。




大好きなテン場! LOVE徳澤! ガラガラでした~。

日没前に陽が差してきて、明神岳がカッコイイ。
この頃スマホで天気予報を見てみたら、明日は<曇りのち雪>
「えっ?雪? まあ小雪程度でしょう」と高をくくって早寝。

翌朝、きついと評判の長塀尾根に覚悟を決めて入山!
いきなり、きつかったw

どこを踏んでも踏み抜きそう・・・。このトラップをどう渡ればよいのだろう?w
テン泊ザックで雪のない急斜面をヒイヒイ言いながら、10歩進んで15秒休んでカタツムリ歩行で登っていくと徐々に残雪が現れる。斜面は緩やかになる気配なしw

長塀尾根の中間地点まで3時間20分ほどかかってしまった。マジできついルート。さらにこのあたりから雪が舞い始め、「林間部分だからまだ良いけど稜線でたらどうなってるんだろ?」と、気持ちは半分撤退を検討し始める(笑)
翌日山頂で会ったベテランさんが「長塀尾根は地図で見る以上に長くてキツイ」と言っていたが、激しく同意!!!

自分をだましだまし長塀山山頂到着。なんと4時間40分! 中間地点からの1.4kmがとてつもなく長く感じた。登山計画ではザック重量や体力も考え余裕をみてコースタイムの1.2倍で計算したけど、余裕などなく予想通りのペース<すごい。
マップではこの山頂で急登は終わったはずだが、すでに僕の脚も終わってしまったため、この先の軽めのアップダウンも登れないw 5歩進んで20秒休むタニシ歩行しかできない。

この看板を見ても、「さあ、もう少しだ」とポジティブになれない・・・。
「騙されないぞ! まだまだ先はあるんだろ」
途中で「妖精の池」という凍った水たまりの脇を通過して山頂を目指す(写真撮る元気なかった)

そして、やっと、6時間弱かけて、ついに、雪の降りしきる蝶ヶ岳山頂到着!

ガスって、雪降って、穂高なんて見えなかった・・・。
またも蝶ヶ岳にフラれてしまった!?
とにかくテント張って、温かいもの飲もう。このテン場は稜線なので、強風・突風で有名らしい。前回設営した時突風でテントを飛ばされて、空飛ぶテントを追いかけて斜面を駆け下りたw<無事回収できたから笑い話だけど、マジでヤバかった
前住人がハイマツの陰で雪壁も作った防風対策万全の空き地を見つけてテント設営。この場所に設営できたので、のちの暴風でも耐えれたと思う。この日のテン泊は2張。

設営を終えて、蝶ヶ岳ヒュッテにテン泊受付へ。ランチタイムに間に合うようだったのでオーダーしたら、ストーブを点けてくれた。濡れたウィンドブレーカーなどを少し乾かせて大感謝!でもスリッパがないので床板が冷たくて、身体はあまり暖まらなかったw

食べかけの画像だけど、ランチの角煮丼が美味しかった。バテバテの身体に栄養補給。休憩を終えてテン場に向かう頃から暴風雪が始まった。青森の地吹雪地帯かよw。もうテント内で雪雲をやり過ごすしかないので、持ってきた衣類を全部着て、シュラフに籠って夕方の天候回復を待つ。暴風できしむテントでフライの雪落としをせっせとやりながら、今は5月の連休だよな…と雪山登山の様相にビックリしてるw

予報通り17時過ぎに雪はおさまり(風は続いてたが)、一度外に出てみたら、4時間ほどで雪山になってたw 吹き溜まりでひざ下くらいまで積もってる。
19時過ぎに風もおさまり星空も見えてきたけど、今度は放射冷却w ここまでの寒さ対策をしてこなかったので、湯たんぽ作ったり、手袋・キャップしてシュラフに包まったり、できる防寒対策をすべて行ったけど、夜は寒くて熟睡できなかった。重くても冬用シュラフにしておけばよかったと一晩中悔やんだ(笑)。
深夜テント内で-6.7℃だったので、外気温はもっと冷えてたはず。繰り返すが、GW明けの5月です。北アなどの高山では連休明けも冬の気候になると聞いていたけど、自分が経験するとは思わなかった。

寒くて熟睡できなかったので、日の出前の4時過ぎに外へ出てみると、雲海と朝焼けが始まっていた。

振り返ると新雪をまとった槍穂がドーンと広がっていた。

見たかった穂高の大パノラマ(新雪つきw)

2度もフラれたけど、やっと蝶ヶ岳が歓迎してくれた朝だった。
なんとツンデレなお蝶さまだろうか?(笑)

そして、日の出。

穂高のモルゲンロートが始まる。

槍、南岳も朝日を浴びて。

【動画】

 
 
 
 
 
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吹雪と寒さを乗り越えて、念願の景色を堪能してる至福の表情w
還暦のお祝いw

うれしくて、しつこくオヤジの自撮り2

三脚も背負ってきたので、しつこくオヤジの自撮り3

ごめんなさい、本当にこれで最後です。しつこくオヤジの自撮り4

凍り付いて頑張ったテントも朝日を浴びて溶け始める

グローブも水も凍ってたけど、テント内の結露が霜になって降ってくるのはいつ以来だろう。北国出身だけどすっかり忘れてた。

すぐに帰りたくないのでゆっくり撤収を始めて、この稜線を歩いて横尾へ下山。

モフモフの新雪歩きをこの時期に楽しめるとは・・・

稜線から横尾への林間。新雪でトレースが薄くなってしまい、ルーファイができないので、一緒にテン泊していたベテラン風の女性の方の足跡を追って下山させてもらった。彼女のトレースがなければ、GPS片手に下山に時間がかかってしまったでしょう。

下山途中のベンチから。このあたりで槍は見納めかな。

名残惜しかったけど、無事横尾に下山。

冬山に一転したり、やっと堪能できた大パノラマだったり、新雪モフモフの稜線歩きだったり、夢のような時間だった。

【おまけ動画】
注意!! ベルの音が鳴るよっ!

 
 
 
 
 
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【山行記録】

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211014-15【おじさんテン泊第2弾】目的は本沢温泉でビール! ついでに硫黄岳も登ってく?w 

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7月に初テン泊登山をしたK君から「今度は秋山テン泊行きたいっすね」と連絡を受けて、第2弾の計画開始。

yamanoyeahman.hatenablog.com



ゆるゆるハイキング適地を探すが、コロナ禍でテン場も予約制&値上げの場所が増えている。ゆるゆるハイク希望だし、山は2番目にして(おいおいw)、のんびり楽できる場所として、以前より行きたかった本沢温泉に向かうことにする。ここはテン場予約不要で一人1000円!

今回の目的はあくまで、日本最高所の野天風呂三昧w。体調が良ければついでに山も登っておくか!? いかにも運動不足のおじさん好みな計画を立てたw バックパックを背負うモチベーションは「目指せ最高所の絶景風呂でのビール!」 

 

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さて、行くべ! 
予定日はちょうど前線が過ぎて前日までの雨も上がり晴れ予報の2日間にドンピシャ! 日頃の行いの良さを自慢したい。

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温泉までの林道歩き。登りはじめは少しガスっていたけど、日差しが遮られ歩きやすかった。

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苔が水を含んで美しい

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本沢温泉までの林道途中で崩落箇所があり、う回で斜面を登らされるのだがステップが高すぎ。林道歩きで油断していた身体は、いきなり山歩きモードに切り替わらず乳酸値急上昇w 

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2時間30分ほどの林道歩きは、それなりの登り基調でした。なめてましたw
しっかり歩いて、本沢温泉到着!
本日唯一の予定、野天風呂でビールを遂行すべく、サクサクと設営して、まだ空いてそうなお風呂へGO!

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夏沢峠へのルートを数分登って、野天風呂の分岐。

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木々を分け入っていく。硫黄のにおいが漂ってくる。

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林間を抜けて沢斜面をトラバースしていくと見えてきた。

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先客はちょうど上がるところだったようで貸切風呂に! 結局1時間くらいほぼ貸し切りで、絶景とビールと温泉を堪能。

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硫黄岳の爆裂火口を眺めながら温泉三昧。
「明日も山やめて温泉にする?w」。ゆるゆるな相談で盛り上がる

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風呂で緩んで何もしたくなくなりw、軽く夕飯食べて、日暮れと共にすぐ就寝。

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翌朝も快晴。少し早めに準備して、硫黄岳目指して出発。

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本沢温泉から夏沢峠までのルートは、意外と長く標高差もあった(60分)。オーレン小屋からのルート(20分)と同じくらいのアプローチと思っていたので、予想以上にきつくて少し疲れた。

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やっと峠にでると、雲海。

【動画】

 
 
 
 
 
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絶好の登山日和。両側の絶景を眺めながら稜線登り。前回よりきつく感じたなぁ。

【動画】硫黄岳山頂到着
 
 
 
 
 
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山からの景色見ちゃうと、やっぱり登ってきてよかったと思う。温泉三昧も捨てがたいが・・・

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「さて、そろそろ帰るか!」 
ゆっくりテン場に戻り、ちんたら撤収下山。帰りの林道でTV局が本沢温泉の取材撮影してて、お隣でテン泊していためちゃスタイルの良いペアのお姉さんの方がインタビュー受けることになってたw。
「ねぇ、一緒に映ろうよw」「いやいや、拙者は先を急ぎますので・・・!w」
結局、途中で追いつき追い越されたが・・・(笑)。
たしか2021/11/04の「ラビット」って番組で放映予定と言ってた(おれTV番組はよくわからんのですが、朝の番組らしい)

話を聞くと、やはり二人はトレランやってて、彼女はいまケガのリハビリ中だけどトレランの国内上位アスリートで、普段は八ヶ岳なら30kmくらい走るのが日帰り練習だとか。自分には想像できないペース。きっと見える景色が違うのだろう。
今回はリハビリなので走らず山歩きを楽しんだそうだが、それなりの距離を歩いていた。二人ともノリが良くて駐車場で話が盛り上がって、記念写真撮ったりSNS交換したり、下山してからも楽しい時間を過ごせました。感謝!

■そうそう、二人からも「お兄さん」と呼ばれた!!!w
非常に大切なことなので、もう一度言う。
「また、お兄さんと呼ばれた!」(爆笑)
【前回】(しつこいw) https://www.instagram.com/p/CUUUnpmvu_U/
 
さて、ゆるゆる基本のおじさんテン泊第3弾は、いつ、どこへ??? 

【山行記録】

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210707-08 勝負!前線停滞の中、雨の隙間を狙って瑞牆山 富士見平テン泊 

久々の山記録。今年の初テン泊。
自粛明けの身体でテン泊荷物を背負えるか?
そして同行K氏は初テント登山。
・・・ということで、テン場まで50分の富士見平小屋テン泊で計画。
前回の訪問は、風邪薬の大量投与で史上最悪の登山だったので、
そのリベンジも兼ねて、今回は桃太郎岩もしっかり見るぞ!っとw

170430-0501 瑞牆山・金峰山 テン泊 自分史上最悪体調登山(笑) - 山のやあまん



山が空いてる平日で予定を組んでいたけど、梅雨前線が停滞中。
しかし初日の昼過ぎから半日ほど雨が止む予報になっていたため、
良い初登山になることを願いつつ、天気予報を信じて勝負の決行! 

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雨の中出発。ちょっと心配・・・w

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瑞牆山荘駐車場着。晴れた・・・!

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瑞々しい緑の中を出発。

【動画】




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途中の展望所からは山容がバッチリ

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設営完了! 小屋までの60分でバテバテになったことは内緒である。
衰えた身体をいたわりつつw、サブザックで出発。


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やってみたかった写真その1
桃太郎岩と戯れる

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鬼滅ファンのK氏は、炭治郎のポーズでw

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やっぱり身体は正直で、登りはバテバテw。
途中で小中学生?60名ほどのグループとすれ違い。「60人とこんにちは繰り返すのは大変だよ」などと子供たちにからかわれつつ、待機という名目でオジサン2名は大休憩w 硯岩の下までコースタイム通りのカタツムリ登山w

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それでもなんとか最後の梯子を登って・・・

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山頂とうちゃこ。少し雲が出てきてたけど、達成感半端ない(爆笑)

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やってみたかった写真その2
絶壁岩の上でポーズ写真!<ねらえインスタ映え

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撮影終わってそそくさと戻りジャンプw これでも高度感あるから真剣(笑)

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貸し切りの山頂でK氏はしばし瞑想タイム。上昇感で意識が飛んだそうだw

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この後、だんだん雲が湧いてきたので下山開始。
初登山で瑞牆山は、K氏にとってちょうどよい山歩きになったようだ。
しかし二人とも、すでに筋肉プルプル状態w 明日金峰山行けるかなぁ???w

【動画】



 

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帰りにシカ



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無事テン場まで下山したら、富士見平小屋が開店してた。
小屋泊予約の方が1名あり開けたようだ。
おかげで名物の地ビールも購入できて、テン場貸し切りの贅沢レトルト晩餐。
小屋泊の女性も「小屋を貸し切りで少し申し訳ない・・・」って言ってたけど、きっと素敵な七夕ナイトだったと思う。

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日暮れまでメマトイに悩まされながらも周りに気兼ねなく晩飯。K氏と飲むのは久々なので話が尽きないw

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夕飯後、翌朝5:30に天気と筋肉痛の様子を見て金峰山登山をどうするか判断することにしてテントに戻ったが、夜半よりしっかりと降雨w。
5:30の時点でテントの外を判断することなく速攻撤退決定!w 無理せずのんびりのおやじテン泊はこうでなくっちゃ!?w 小降りになった隙にさっさと撤収して下山!
「これ以上は、ちょっときつすぎだったかも。初日の満足感で終了できてよかった」。初日の12時間ほどの梅雨晴れは、テン泊初体験のK氏へのプレゼントだったのでしょう?!などとメルヘンチックに意味づけしたりして、おやじ二人で爆笑しながら無事下山。

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瑞牆山荘まで下りたら、本降りになってた。金峰山の様子は分らんけど、疲れて下山してこの雨じゃ、せっかくの初日の感激が消えちゃってたはずw ナイスな判断でした。

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時間の余裕ができたので、増冨の湯で汗を流して帰りましたとさ!


帰宅中に知ったけど、東京は4度目の宣言が決まってた。なんだよ、またジムが休業になる?! ったく。
期間中でも、もう少し負荷をかけた山脚トレーニングしておかないと縦走なんて無理だなと身体の現実を知りました・・・。

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201006-08 紅葉の涸沢・奥穂高ふたたび 今回は稜線でのテン泊を目指すも断念 テント浸水w

コロナ禍で、山歩きさえ遠慮しなければいけない風潮で、半年以上全く山を歩いていなかった。
それでも、内心では、密かに燃やし続けていた思いがあったのだ。
9月に入り高尾山で山脚トレーニング再開。少しでも山歩きの感覚を思い出し、本番に向けて準備を(少しだけ)してきた。
目標は紅葉シーズン。しかも体力的にはかなりハードなプラン。はたして…。


昨年、紅葉の涸沢&奥穂ピストンを体験して感動したオイラは、今年は涸沢一泊、穂高山荘のテン場で一泊して、稜線からの夕日と日の出を見てみたいと欲張ったプランを立ててみた。
課題は、オイラの重い装備でザイデンを登り下りできるかどうか? 
しばらく山を歩いていないし、ストイックに無駄な装備を減らして、お酒も減らして(笑)軽量化を図るも、水抜き重量1
7Kg<あれ? 昨年と変わってない!?(笑)

不安と楽観が交差する中、
時間をかけてゆっくり登れば行けるかなと計画したのだが、台風の影響で天気予報が変わり、時間的余裕を与えてくれなかった(笑)。

結局、涸沢2泊で、奥穂高岳日帰りしたのだが、1日半の晴れ期間を有効利用できた形になったと思う。2日目夜から涸沢は風雨が強まり、テントは浸水。まあ横尾まで下山していたとしても、同じような感じだっただろうから、奥穂から下山して疲れた脚のまま慌てて下山せず、涸沢延泊で余裕があるプランにしてよかったと思う。

さて、岩稜帯稜線までテン泊装備を背負うためには、年齢的にも体力的にも、現状の装備では重すぎて難しいと自覚。まだギリギリ体力が残っているうちに、軽量テントを調達、ザックも軽量化したりなどUL化を進めて、なんとか稜線テン泊を夢見たいと思い立つ山行でした。

古い現行テントは、防水加工してみるか、下取りに出すかして、浸水しない軽量ソロテントを準備するのが優先課題となったとさ。UL系ギア調達の沼にハマりそうで気をつけるべしw。

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前日のガスも切れて、穂高の山並みが見える河童橋
空いてるし、今日の天気は予報通り期待できそう!?

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小梨平手前のきれいな小川の名前を初めて知る

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清水川は今日も綺麗なグリーン!

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明神通過時の気温は8℃くらい

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横尾で小休憩。さて、出かけますか。

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屏風岩からの秋の雲。
すこし雲が切れてきた。

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本谷橋手前で、青空も見え始め、気分が上がる

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本谷橋。 天気が良くなって、登山者みんなニコニコ休憩w

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本谷橋からの登りをがんばったら、ご褒美の風景が!

【動画】

 

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たまらんね

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分かっちゃいるけど、まだ登りは続く

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錦秋の絨毯。
今年は、赤色が少ないと聞いていたが、黄色だけでもスゴイ!

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そして、涸沢のテン場下部に到着! 
赤のナナカマドがやっとお目見え。

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台風で天気予報が変わって、晴れは今日&明日の日中のみの予報。
みんな考えることは同じようで、思ったよりテント数は多かった。週末と違って、場所に困るほどではないが。

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テントを張って、今日の行動予定は終了。ビールを飲んで、のんびり景色を楽しむ。
明日の夕方以降の天気予報は雨で変わらず。計画を変更して、明日はサブザックで奥穂高ピストン&余力があれば雨の前に撤収して横尾まで下山することを検討する。

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三脚なしのコンデジでは、夜景撮影は難度の高い撮影。これが限界!?

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この後、自分のテントを見つけられず迷った…w
旗でも立てておかないと、マジでテン場で
遭難するw

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翌朝のモルゲンロート。
5-10分くらい、きれいに焼けた。

【動画】モルゲンロート

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奥穂へ出発

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ナナカマドのピークは過ぎていたのかな? 残り少ない赤色を求めて、パノラマコースで上へ!

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ザイデン取り付き手前あたりで、青空。
やっぱり背景がブルーだと、映える!

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たまたま撮影していた方が、妙に凛々しい後ろ姿だったので、後ろからこっそり撮影w@ザイデン取り付きの端っこ

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さて、そろそろザイデン登るべ。正面の岩壁方面じゃないけどw

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あっという間に、穂高岳山荘とうちゃこ。

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雲は、完全に秋なんだよね。
少し休憩して、装備を整えて、奥穂高へ出発!

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ちょうど1年ぶりのジャン。
やっぱりかっこいい。
山頂に2-3人見える。

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無事、奥穂高岳山頂到着。

【動画】オヤジの自撮りはつらいものがある

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【動画】前掲のオヤジ自撮り動画は、やっぱりつらいものがあったので、オヤジ抜きの動画もあげておく。こっちの方がやっぱいい!

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山頂が混みあっていたので、手短に撮影して、ジャンダルム方面の縦走路入り口で休憩。
今度は、あそこまで行ってみたい。

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さて、お腹もすいたし、味噌ラーメン食べに下りるべ。

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はらへった。

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麺をすする

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水を飲む

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また、すする。
うまい! しあわせ!

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天気の良いときに、また常念にも行きたいな。あっちから穂高の山並みをまだ見れてないんだよなぁ。
さて、下りるか。

その後結局、涸沢で体力の余力は尽きて、横尾までの下山はあきらめ、涸沢延泊。
その夜は強風&強雨でテントは浸水w。翌日の雨天撤収は水を吸ったテントで、ザック重量は初日より重くなるという、あるある最終日となりました。

最終日は、雨のため画像なし!w

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