山のやあまん

やあまんの山歩き 山行記録をメインにポテポテと更新。

170805-07(+1日) タフな登りだった北岳! やったぜ山頂で御来光!

8月中旬に、北アルプスの常念テン泊縦走を目論んでいて、
そのトレーニングというか、小屋泊にした方が良いのかの確認目的で、
ちょいと重めのザックを背負って、ソロで北岳に行ってきた。

ソロなので、自動車はやめて、電車とバスで向かったが、
結果的に、この選択は下山後にトラブル(登山の続き?W)に巻き込まれることになった。

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1日週末ずらしの土曜日最終登山バスで、登山口の広河原へ。
甲府からの最終バスは、大学の山岳部と数名の登山客だけで、全員着席で出発。

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到着前に、しっかり降ったようだが、広河原に着いた時にはやんでいた。ラッキー!

【動画】

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広河原山荘のテン場は渓流沿いで、それほど混んでいなくて快適。
お隣は、渓流釣りの方で、結構上流まで登っていたら、
かなりの雨に遭ったらしく、怖かったと言ってた。
反対のお隣は、バスで一緒だった大学生のパーティで、
夏合宿のトレーニングに鳳凰三山を歩く予定とか。
トレーニングなので、無駄にザックを重くしてきてます(笑)と笑ってた。
日暮れ頃まで、テントで食事したりゲームしたりしていたけど、
8時になったら、静かに就寝! 健全だねぇw

一方、奥の中年グループは、遅くまで宴会していて、
おばさんの声がやかましかった。
楽しい宴会はいいけど、時間がねぇ~。
もっと早く初めて早く終わってよw。
やっぱり、マナーもしっかりしていて、学生の山岳部はいいね!(笑)

【動画】


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夕暮れに、時々雲が切れて甲斐駒が顔をのぞかせる。
そしてすぐ隠れる。
それがまた楽しい。

【動画】
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翌朝、バッチリ晴れあがる。
山にいる人たちは、絶景を堪能しているんだろうな。

【動画】

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5:55に、広河原小屋出発。
小屋に宿泊していたグループが6時頃の出発予定のようだったので、
5分だけ先に出発したw。
歩き始めて20分もすると、白根御池小屋ルートとの分岐。
大樺沢ルートを登ると、すぐに南アルプスの天然水の沢がたくさん!

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登山道も小川を歩いていく。
土足で歩くのが、申し訳ない気分になるw。


大樺沢? すぐにしっかりとした渓流に。
気持ち良い!

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【動画】

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途中で橋を渡り、対岸へ渡る。
視界の開けた沢沿いに出ると、鳳凰三山北岳も姿が。

【動画】

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3時間ほど歩いて、二股へ到着。
このころは、まだ元気があり、
予定通りコースタイムの1.1倍くらいで、まずまずのペース!

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このあたりは、雪渓も残っていて、風が涼しく心地良い!

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今回は、右俣コース(肩の小屋方面)を目指します。

【動画】

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ここからは、お花畑。
色鮮やかな花が咲き誇っています。

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しかし、私は知らなかった。
このコースも、かなりハードな登りだとは・・・w
軽い登りだと思ってた・・・。

【動画】

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心が折れそうになりがら、
10歩歩いては小休止・・・そしてまた10歩・・・
・・・の、カメさん歩きで、必死に登ります。
やっと見えてきた、草すべりとの分岐。
これで登りは終わりかと思ったのに、まだもう少し続きました。
ここで気を緩めてはいけませんw

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こんな感じで、さらに30分。
やっと尾根に出ます。

【動画】

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上の動画からすぐに小太郎尾根分岐。

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ガスってても、稜線歩きは気持ち良い

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稜線上で唯一ちょっと難所の岩場。
まあ注意深く進めば問題なし!

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肩の小屋まで、あと3分!

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着いた~! 
予定より50分遅れ<自分的には悪くない!1.2倍くらいだ!
早速、テン泊の申し込み。
今日は、夕立予報らしいので、北岳登頂は翌朝にして、
ガスの中、普段よりしっかりと設営。
張り終えてから、登りで何度も一緒になったMくんとビールで乾杯してたら、
やっぱり降り始めた。
ギリギリ設営のタイムリミットクリアでした。

その後、土砂降りとなり、テントのグランドシートから少し浸水するほどだったが、
フライシートが頑張ってくれて、何とか雨をやり過ごす。

「きっとこの雨が過ぎると、夜には晴れて、明日はご来光が見れるかも」と
Mくんと話してたのだが、その通りになった!!!

深夜、トイレに起きて、外に出てみたら、
満月(?)と星と月明りに照らされた富士山や雲が、
もう幻想的な光景を映し出していた。
富士登山者のヘッドライトの明かりが、ここでもはっきりと確認できた。
こんな風景は、シャッター押してもコンデジじゃうまく撮れないんだよな。

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翌朝3時30分に起床して、天気を見ると、バッチリ快晴!
北岳山頂でご来光を観ようと、Mくんと4時頃に肩の小屋を出発。

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月の入り。富士山とは反対方向。

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【動画】

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【動画】

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山頂に向かうにつれ、だんだん景色も広がり、ゴールデンアワーも近づいてくる。

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きたー!

【動画】

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いぇい! 最高の北岳を堪能しました!
甲斐の山の神様、ありがとう!

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いつか歩いてみたい間ノ岳への稜線

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北岳の影のシルエット


昨夜の雨が抜けたら、鳳凰三山、中央ア、北ア、八ヶ岳、奥秩父など、全方位の山々が見渡せて、
それはそれは幸せな時間を過ごすことができました。
しびれました!

肩の小屋に戻って、撤収作業。
濡れたテントも乾き、荷物が軽くなりました。

【動画】

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台風が近づいているので早めに下山と思いつつも、
少しでも長くこの場にいたいという思いもあり、
甲斐駒と仙丈ケ岳を眺めながら、のんびり下山。
晴れた稜線歩きは、格別でした。

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下山は、草すべりルートで、白根御池小屋経由。
桃のソフトが美味しかった。

予報通り、天気は悪化してきて、
時間との勝負になってきたけど、
林間コースだし、慌てず広河原まで下山。
ラスト20-30分くらい降られたけど、まったくモーマンタイ!

ところが、甲斐の山の神様に惚れられたオイラは、
なかなか帰してもらえなかったのだ。

広河原のインフォメーションセンターについたら雨脚が強まり、
明日のバスは運休との情報。
(結局この日の15:30で夜叉神峠が閉鎖されたそうだ)
今日山に入った人たちは、小屋で待機ということになりそうだ。

台風までにギリギリ間に合ったなと、
13時発の甲府行きバスを待っていたら、
光岳から12日間縦走してきたという方にお会いする。
オイラと同じように、今朝は山頂でご来光を眺めていたとのことで、
いろいろお話しさせていただいたら・・・
一旦甲府に下山して、その足で中央アルプス縦走、
さらに北ア縦走を計画しているとのこと。

「もしかして、日本海を目指してます?」って冗談で聞いたら、
「実は・・・そうです。
知り合いにはバカだと言われるので言ってませんが、
見知らぬ方にはお話しできる・・・w」

アルプスの南北縦走は、話や本では聞いたことあるけど、
本当に挑戦している人に初めて会いました。
今回の北岳は、最後の最後までしびれましたw

甲府駅で無事の縦走を祈りつつ、
「いつかどこかの山でまた!」と彼と別れて、
中央線に乗ったら、運転見合わせのアナウンス。
あれ?
甲府は降っていないのに・・・?
大月の豪雨で動かないらしい。
結局、石和温泉に一泊して汗を流して、翌朝帰宅。

「お家に帰るまでが登山!」 
・・・ということで、もう一泊登山を楽しむことになりましたw。
どうやら甲斐の山の神様に、すっかり気に入られてしまったようです。(爆笑)

今回は楽しい山行でした。
コースはどれもタフだけど、良い山でした。
色々な方とお会いできました。

登りで、お若く見えたけど、たぶん60-70歳のおかあさんが、
何度も休み休みだけど、しっかりと登っていらっしゃる姿を見て、
本当にすごいなと思った。
僕も、バテて休み休みだったから、ほとんど同じペースで、
休憩中の話し仲間になった。
「こんなにつらい思いしてても、
絶景とか観ちゃうとまた登っちゃうのよね。」
きっと、稜線の岩場も自分のペースで登って、
小屋に到着して、翌朝の日の出を堪能したに違いない。
すごくカッコイイ歳の重ね方だなと思った。

ザック重量に関しては、まだまだ修行が足りません。
もっと軽量化を進めつつ、筋力を高めたいところ。

南北縦走の彼は、山小屋で食事できる場所では、
できるだけそこで食事を済ませるようにして、
ザック重量は、がんばって水抜きで18Kgだと聞いた。
水を加えると、やっぱり20Kg位。
濡れたテントだと、さらに重くなる。

若い頃ならともかく、いまの僕にはとても無理だな。
でも、3-4泊なら、どうにかなるかもしれない。
そんな期待を抱かせてくれた山行だった。


※実は、天候が良ければ、明後日からまた北岳に向かうかもしれません!?
オイラは、どれだけ甲斐の山の神に気に入られたんだ?!(爆笑)




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170726 つるつる温泉-日の出山-御岳山ピストン 強力な雨女と普通の晴れ男の対決は完敗!

1月ほど山に入っていなかった。
そろそろ夏山に向けて、体力、装備など確認が必要だなと思い、
先日、聖岳まで登ってきたグループのメンバーからお誘いを受けて奥多摩へ。

つるつる温泉から日の出山、そして御岳山のロックガーデンあたりまで、
行けるところまで行ってみようという感じ。
南アの話を聞きながら歩こうと予定したのだが、あいにくの雨!
かなり強力な雨女さんと伺い、普通の晴れ男ではかないませんでしたw

夏の縦走に向けて、雨対策のチェックもできそうかと、
苦手のレインウェアを着て、少し雨脚が弱まった頃合いをみて出発。
天候によっては、途中でリターンの予定で、霧雨の林間を進みました。

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車道と登山口へ向かう林道(?)の二股。
車は、つるつる温泉の一番下の駐車場に停めました。

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途中、何度か大きなガマガエルとご対面。
雨だと、カエルは元気だ!

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林道を15分ほど歩いて、登山口へ。
ここから山道が始まります。

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霧の山道。それにしても蒸し暑い。
レインウェアを着るか脱ぐか、非常に迷う天候だった。
蒸れるのは嫌だし、じわじわ湿気で衣類がべっちょりになるのも苦手だし・・・
結局、ウェアを脱いで、ミストを浴びながら歩くことにしました。
ビッチョリですw

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でも山の神さまは、なかなか幻想的な景色を見せてくれます。
写真じゃ、伝わらないけど。

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ゆっくり登って、ミストを全身で浴びながらw、日の出山到着。
手軽なハイキングコースかなと舐めてたけど、意外と歩きごたえがありました。

山頂の東屋で、少し休憩。
ここで山めし食べて下山するのもありな感じだけど、
雨も止んできたので、御岳山まで歩こうと決定!
準備を始めているうちに、雨脚が強くなり、またレインウェア装着!(爆笑)
恐るべし、雨女パワー!!!

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その後は、ずーっと、こんな感じの景色の中をぽてぽて歩き。
サコッシュ内が湿気ってきて、カメラやスマホの動作がおかしくなってきて、
以降はほとんど写真なし(笑)
スマホサイズのジップロックが裂けてて、全く役に立たなかったw

日の出山から御岳山までは、あまりアップダウンもなく、サクサク早歩き。
御岳の売店でビールを調達して、ロックガーデンまで下ってお昼にすることに。
しかし雨は弱まったり、降り出したり、天候安定せず。
東屋みたいな休憩所があるのかと思ってたけど、
奥にトイレの建物があるくらいで、ほとんど外ベンチのみと聞き、
渓流沿いの木の下で、さくさくと立ち食いランチ会(笑)

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持ち寄った食事が美味しくて、冷えたビールと相まって、
なかなかの山めしグルメでした。
雨が止んでたら、最高だったが・・・!

帰りは、日の出山を巻いて、スイスイと下山。
駐車場に着いた頃に、ちょうど雨は止みました(笑)

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登山口から温泉に向かう林道沿いのお宅の前のオブジェ。
アーティストの方が住んでるのかな?
他にも、ミュージシャンの住まいかスタジオかというような建物なども建っていて、
静かな山麓ライフスタイルが想像できる。

汗と霧で全身びっしょりの身体を温泉で温めて、さっぱりしたところで帰宅。
ドライバーがいると、風呂上りの一杯ができて最高でございます。
感謝です!


さて、夏山縦走時の雨対策の課題がたくさん見つかりました。
良い練習登山でした。
でも、降ってない方が好きだな、オイラはw

170611-12 笹尾根縦走 いきなり三頭山のヌカザス尾根でKOされて、あとは気力だけで歩き通し。僕にはタフなトレッキングだった・・・

縦走用の大型ザックを入手し、使い心地の確認や調整などを行いたくて、以前より興味があった笹尾根縦走に出かけてみる。
トレランの人たちなら1日で走破するコースらしいが、最初の三頭山までの登りがキツイという情報だけ仕入れて、20kgほどのザックで1泊2日。どこまで歩けるか成り行きチャレンジしたのだが、いきなり三頭山でKOされて、ぼろぼろ縦走になってしまった(笑)。まだまだ修行が足りませんでした・・・。

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奥多摩駅7時発のバスで峰谷橋バス停下車。
奥多摩湖の浮橋を渡るには、もう一つ先のバス停が最寄なのだが、ここには東屋とトイレがあるので、ここで出発準備ができる。
この情報は、どなたかのヤマレコのリポートを参考にさせていただいた。とても助かりました。


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橋とトンネルを抜けると、浮橋の案内板。

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橋までのアプローチは急な階段で、まだ慣れていない大型ザックのバランスが安定せず、意外とひやひやしながら下りました。


動画! このころはまだ元気があったw

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浮橋対岸から登山口までのアプローチ。
一旦、左に回り込んで、奥多摩周遊道路への登り道で車道に出てから、しばらく右へ進む。オープンカーが何台も走り去っていきました。ドライブ日和でした。

 

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左カーブを歩いていると、ひょこっと登山口が現れる。
いきなり階段が急だったりして、少々ビビるw。

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登山口でビビったのは当然で、いきなりの急坂が始まった。画像は少し登って見下ろした様子。こんな斜面が、標高差1000mあまりも続くのか~?

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ミヤマシシウドで合ってますか? 途中でたくさん咲いていました。

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ザックの重量と急坂に悶絶しながら、15分遅れでイヨ山到着。これで終わってほしいのだが、ここからも容赦なく急坂が続いたw

f:id:yamanoyeahman:20170613191938j:plainまだ三角点など撮影する余裕あり

f:id:yamanoyeahman:20170613192027j:plain容赦のない登り。なかなかペースが上がりません。数メートル登っては、ゼイゼイ呼吸を整えて、また一歩一歩・・・の繰り返し。
何組ものハイカーに抜かれていきました。

 

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これでもか・・・な登り。それでもまだ撮影する余裕があったw

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ヌカザス尾根3分の2地点のヌカザス山到着。予定より30分遅れ。全くペースが上がりません。ここで追い越して行った若いハイカーは、下りで駆け抜けていきましたw。
漢字ではこんな字なんですね。

 

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三頭山はまだか・・・。実はここからトラロープの張ってある急坂が続いたり、直登ありで、悶絶しながらバテバテで登ることにw

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・・・で、途中の画像は一切なく、いきなり三頭山西峰山頂! 予定より60分遅れ。
もはや、東峰に足を延ばす力は残ってなく、これから先の縦走に向けて、脚がどれだけ回復できるか、必死に休憩中!w 靴を緩めたり、マッサージしたり・・・

動画! バテた声が必死さを伝えてる(笑)

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今日のテン泊予定地は、この地図の右下、丸山のさらに5Kmほど先の浅間峠を予定していたのだが、既にタイムオーバー気味。今日は一体どこまで行けるのだろうか?
山頂で携帯電波が通じて、メールなどいろいろ入ってきたら、仕事のアクシデントやプライベートの心配事などが多数(笑)。マジで今日は折り返そうかと思ったw。

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戻ったところで、週末だしどうすることもできないし、仕事を忘れるために山に入ったのだからとプルプルした脚を元気づけて、笹尾根に向かって歩き始める。
でも・・・浅間峠は12.8Km・・・。今日のペースじゃ、日が暮れてしまうな・・・。

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すぐに最初のチェックポイント「大沢山」

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2チェックポイント。大滝との分岐。ここから先は、ほんとの笹尾根道。

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ちょっと笹尾根の名前っぽい笹ブッシュ道。途中、ほとんどが林間道。三頭山からは基本的に下り道なのだが、ヌカザス尾根で脚が終わってしまった自分には、峠やちょっとしたコルからの登り返しがどの坂もきつくて、どんどん予定タイムから遅れていく。

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槇寄山山頂の三角点。

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西原峠の標識。初めて高尾山の地名が現れた(しかしこの先、高尾山の表示はどこにもなかったw)


動画! 数馬峠。90分遅れw。展望が開けていて、ゆっくりしたい場所だった。あの山並みは、大月・上野原方面の山になるのだろうか?

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笛吹峠(うすしきとうげ)。16:00到着。
数馬峠を過ぎたあたりで、浅間峠は諦めて、そろそろどこか幕営地を探さないとなあと考えながら歩いていた。
ちょうど笛吹峠の手前あたりに、良さそうな場所を見つけたのだが、少しでも距離を稼いでおきたいと焦っている自分は、そこでのテン泊を決断できず先に進んでしまう。
結果、この峠は全くテン泊に適さず、じゃあ戻るか?と自問した時、まだ先に良い場所があるはず・・・と、先を急ぐことに。既に日が陰ってきていて、山歩きの基本から外れた行動だと自覚しながら、焦った意識は変な判断を下す。
行動は17時まで。次の丸山までにどこかでテントを張る・・・と言い聞かせて先に進むも、案の定、いきなりの急坂でペースが上がらず(笑)。勘が冴えてない・・・。

16:15 丸山山頂と巻道の分岐に出る。17時までまだ時間があるから、巻いてもう少し先に進んでみるかと、さらに奥に進もうとするも、2-3分歩いたところで強い直感!
「戻って、丸山へ行け!」 そのインスピレーションに従って、分岐まで戻り丸山山頂へ。
山頂には、まるで用意されていたかのようなテン泊適地が。急いでテントを張った途端に豪雨。ギリギリで濡れずにテント内へ。しかも携帯電波も通じるところで、ちょうどこのあたりを雷雨が通過中だったと知る。結局朝まで一晩中、しっかりと雨が降っていた。夕飯を作って軽く食べただけで、疲労困憊の自分は、18時過ぎには爆睡していた。

この一連の出来事が、僕にとって今回の山行の一番の核心部だったと思う。焦ってあのまま先を急いでいたら豪雨に当たり、良い幕営地も見つからずに、疲労した身体で慣れない雨の中のテント設営・・・。想像しただけで気分が落ち込む。

プランAは大切だが、なによりも当日のコンディションや状況によって、プランB、プランCへの変更を的確に判断するために、心の余裕の大切さを改めて確認した。焦っている時の判断は、得てして間違いの元! 心の余裕がすべて!


動画! 山めし

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そして、たっぷりと眠ってリフレッシュした翌朝は雨が上がり、すっきりとした空気の中、ゆっくりと出発準備。

動画! 朝の丸山

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それにしても、朝の撤収作業は苦手だw。7時に出発しようと思っていたが、結局7:30に出発。
しかし昨日の経験で学んだ自分は、慌てないで、焦らないで行動することだけを意識。トランキーロ!(分かる人だけ分かるw)

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雨上がりの尾根道はすがすがしい。

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倒木マニア

 

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景色の無い林間なので、変な木々を探すのが楽しみになってくる



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奥多摩方面のあの山は大岳山だろうか?

 

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相変わらずペースは上がらないけど、今日は和田峠までに目的地を変更したので、平坦地で森林浴する余裕が出てきた。

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逆光だけど、土俵岳。昨日のテン泊予定地だった浅間峠はまだ先(笑)。今回のペースじゃ、無理だよw。

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日原峠。笹尾根ルート唯一の水場。
それにしても絶対に読めない地名だ(笑)

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なんとこの先1.9Kmもあるのか!

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やっと見えてきた浅間峠の東屋。初日はここまで到着を目指してた(爆笑)

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浅間峠から熊倉山までは、このような気持ち良い尾根道が続くと思ったが、途中からしっかりと登り返しがはじまり、ふうふう言いながら階段坂を登るw。もちろん撮影の余裕なしw。

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着いたぜ、熊倉山。三国山以降は、一度歩いたことのあるルートなので、気分的に楽!もう少しだ。
途中、何度かザックの背面長などを調整して確かめながら登ってきた。ドイターのエアコンタクトは簡単に背面長を調整できるので、歩いて確かめながら微調整するのに適したモデルだと思う。ただししっくりくるセッティングを探し出すのは、なかなか難しい。ショップで重りを入れて試してみても、実際の感覚とは違うよな。

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パワースポットとして知られている「軍刀利神社」の元社。前回、生籐山に登った時は、下の軍刀利神社脇から登ったので、これで軍刀利神社コンプリートということになるw。

 

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そして、三国山!ここからは一度歩いたことがあるので、巻ける山頂はガンガン巻道で進みますよ(笑)生籐山の岩場なんてパスしますw。
撮影できなかったけど、ここの道のわきから、突然キジが現れた。山で初めて見たけど、尾っぽが長くてカッコよかった! どんな鳴き声なんだろ。やっぱり猟師にすぐばれる鳴き声なんだろか?(笑)

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茅丸ももちろん巻きます。

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山の神で、和田バス停へのエスケープの誘惑を振り切ります

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前回気づかなかった。

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連行峰は巻けなかったけど、醍醐丸は巻道通過!

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こんな斜面、もう登る力ありませんw。

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そして、何とか和田峠まで到着! 達成感が半端ない(笑)

動画!

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普段なら陣場山方面に山道入ってバス停まで下る道を通るけど、先週も歩いたし急斜面の下りは脚に来そうだなということで、初めて車道を下りてみる。登山口まで車道だと何分くらいだろうという興味もあって。この日の僕の脚で登山口まで25分でした。そうしたら、登山口手前で、またもや陣場のサルに遭遇。今回は、動画撮影に成功!w

動画! 陣場サル!

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そして、陣場高原下バス停まで無事下山。
長かった・・・。

初日は15kmくらい。2日目はスマホのバッテリーが切れてGPSが途中までだけど、だいたい17-18kmくらいでしょうか。(あとでヤマレコのデータをリンクしておきます)
現在の自分の脚力・体力では、縦走荷物を背負っての15km超はかなりきついことが分かりました。ロングトレイルに挑戦するためには、まだまだトレーニングが必要です。
メンタル面でも、焦っている時の判断力の甘さなど、まだまだ学ぶことが多いです。
そんな意味で、とても収穫の多い山行だったと思います。

笹尾根の感想は、あまり眺めが良いというルートではないので、林間を楽しみながら歩く感じです。どちらかと言えば、縦走よりもトレラン向けのコースのような気がしました。
地味に途中の登り返しがきついので、奥多摩湖出発をお薦めします。陣場からだと登り基調で三頭山まで進み、縦走の最後にヌカザス尾根の下りは・・・・やりたくないですw(最初に登るのも堪えましたが・・・)


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170604 高尾ー陣場縦走 景信山の天ぷらそうめん達成!(笑) 氷水用の魔法瓶とか茹で麺とかザックだけは不必要に重かった・・・<山歩きあるあるw

先月、チャンスをミスった景信山天ぷらそば。


暑くなる前に、天ぷらそばミッションを達成したいと考えていたら、
最近山歩きを始めた友達夫婦が高尾山を歩きたいということで、
陣場まで行けるかどうか?ハイキング」を、4人パーティで行ってきました。

景信山を最初の目標にして、
まだ行けそうなら陣場を目指し、だめなら小仏下山でも、相模湖下山でも・・・
という、かなりゆるゆるのプラン。

ゆっくりペースになるので、荷物を増やしても行けるな・・・
・・・・ということで、
(自分的には)景信山天ぷらそばミッションのためのハイキングスタート!(笑)

暑くなってきたので、そばよりそうめんの季節だな・・・と、
前日より入念な薬味準備と氷つくり(笑)
そうめんは、きりっと冷えてないとね。
結果、氷水用に1.3Lの魔法瓶、流水麺のそうめん4人分、薬味ときゅうりなどの野菜、
麺つゆは空ペットボトルに詰めて、ビールはオリオンビールにしよう・・・と、
気がつけば、高尾山歩きなのに15Kg(爆笑)
ちょうど良いトレーニングになりましたw

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琵琶滝ルートで出発

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ルートを登っている途中、双眼鏡を出して観察している人に
「見てかないんですか? 今ごろしか見れない花ですよ」
と教えていただいた、寄(やどりき)タイプのお花。
正確なお花の名前を教えていただいたのだが、忘れてしまったw。
 
セッコク」という名前だと、1年後に判明(笑)@180514

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以前からこのルートを歩いていた時、
この木の上に寄(やどりき)があるなとは気づいていたけど、
まさかお花が咲くのだとは知らなかった。
貴重なタイミングを知らせていただいて感謝!

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梅雨入り前だけど、小さなお花がいろいろ見える

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先月、この札が見えない画像だったが、エビネの株を観察していたんだと判明。

どんな花か知りたくて検索してみた

エビネ | 高尾山の宝物たち | TAKAO 599 MUSEUM

 

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順調に小仏城山に到着。良いペースだぞ!

動画!

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そして、友人の奥さんが苦手意識を持っていた
小仏峠から景信山への登りもスムーズにクリアして、
念願の景信山天ぷらパーティタイムへ(笑)

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動画!

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予想以上に美味かった! 山の上では、
冷たい食事や飲み物、又は暖かい食事や飲み物があれば、
それだけでご馳走だよな!
今回は、氷水の冷えが超御馳走でした。
でも、かなり氷が残って、後半も氷をカラカラ鳴らして歩いてました。


心配だったペースも、全く問題なく標準タイムで歩いてきてるし、
そうめん食べて元気も出たし、陣場まで向かうことに決定!
今日は、空気が澄んでいた。
動画!

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倒木マニア

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気持ち良いトレイル
途中、サルの群れがトレイルを横切って、ハイカーは「おおお~」

明王峠を過ぎてさらに進む。

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うわぁ~!

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おおおおお~。

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陣場山頂下のお気に入りのグリーンエリア。
ここ通る時は、必ず撮影している定点観測エリア。
・・・って、こっちまでは、ほんとにたまにしか来ないけどw

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グリーンエリアを抜けて、無事陣場山山頂到着。グリーンと空の色が気持ち良い。

動画!

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山頂で一休みして、バス停までとことこ下山。

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お疲れさまでした!


久々のゆるーいハイキングは、おしゃべりを楽しみながら、
友人夫婦がだんだん歩き方が上手になってきて、ペースが上がり始め、
最初は無理かも?と言っていた陣場山まで、無事到達することができました!
パチパチ

友人夫妻には少しずつ山歩きの楽しさを体験して、
山好きになってもらえればイイナと思ってます。
慣れるまで、コツをつかむまでは大変なことあるけど、
余裕ができてくると、メチャ楽しいと思いますデス。


暑い日の山で、冷えたそうめんは、かなりのご馳走だと再確認。
次は、冷やし中華でも挑戦してみるか。
これもイケそうな予感w。
冷やし中華には、天ぷらじゃないなぁ。どの山で試そうかな?

 

 コースタイムなど登山レコードはこちらで。

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170522 念願の乾徳山 この山、楽しい!

GWに風邪薬のオーバードーズで、連休後半の予定は全部キャンセルになってしまった(笑)
本日、リベンジすべく、当初予定していた乾徳山へ日帰りしてきました。
今回、デジカメのレンズに汚れが付いていたようで、画像にはすべて白っぽい曇り部分があります。残念ながら、オーブとか霊とかではありませんw


グーグルマップでは「乾徳山登山口バス停」を目的地設定できたのだが、カーナビには目的地リストになく、徳和集落の代表地という項目を設定して向かったのだが、途中でバス停脇の駐車場を見落とし。ずっと上の林道方面まで車で登ってしまったw。でもカーナビの目的地は、まだ先を指示している(爆笑)
せっかく登ったけど、Uターンしてバス停駐車場まで下山w

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林道入口付近に、駐車できそうなスペースあり。ここに駐車すると集落の車道歩きをかなり省略できるが、トイレなどの設備は無し。

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バス停駐車場から渓流脇をしばらく登る。

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さっきは車でここまで登ってきてしまったw。ここまで下から徒歩で20分ほど。それにしてもナビの目的地は、いったいどこに設定されていたのだろうか?!(笑)

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下から30分ほど車道と林道を歩いて、いよいよ登山口。

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最初のチェックポイント「銀晶水」。期待していなかったけど、ほぼ枯れてた

 

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しばらく林間歩き。鳥の鳴き声を聞きながら、黙々と登り道。

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2チェックポイント「錦晶水」。この水は美味しかったな。寝不足だったので、顔をじゃぶじゃぶw。生き返る~!

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杉林エリアから、だんだん樺林、白樺林エリアに変化し始める。
気持ち良い高原林エリアで、木漏れ日も心地よい。

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そして林を抜けて、空が広がる。めっちゃ、気持ち良し!
いいな、このエリア!
このあたりが、国師が原。リゾート気分だ!

 

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国師が原の四辻。扇平に向かうのだが、この先トイレがないので100mほど脇の高原ヒュッテに立ち寄って、トイレをお借りする。

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避難小屋の高原ヒュッテ。まるで別荘のようなきれいな建物。トイレはバイオで清潔。
(冬期間は閉鎖と掲示あり。)
ただし小屋内にスズメバチが数匹窓際に。どうやら小屋内にお住まいのようで(巣があるのか?)、屋根と壁の間に隙間があったので、そこから入り込めるのか? 同泊は嫌だと同行者は言っていたw。オイラは、離れてちょっかい出さなければ大丈夫な気もするけど、はたして?

 

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登山道に戻って、最初に出てきた前宮跡。この先、他にも役小角像や月見岩とかあるはずだったのだが、どうも登山道を外れて扇平に直登してしまったようでw、行者さんにはお会いできなかった(笑)。役行者さんに会いたかったのに・・・

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扇平への斜面を登りつつ、林を抜けて振り返ってみると、霞の上に富士山が浮かんでた!
メチャクチャかっこいい。天空に浮かぶ島。

動画も撮ってみたけど、ちゃんと見えるか?


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そして、尾根上の扇平に到着。
このあたりは草原だった。眺望が楽しめるエリア。
霞がかっていたけど、富士山や八ヶ岳が頭を出していていた。
ここから、山頂部分の岩場・鎖場ゾーンへ向かう。

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手洗石。ホントに水が溜まってた。洗わなかったけどw

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間もなくして、岩場ゾーンに突入。
意外と狭い隙間ばかりで、お腹周りに脂肪の浮き輪を着けているおじさんは、通り抜けることができるか気にしながら岩登り開始(笑)。

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髭剃岩の手前の岩のすきま。
これを髭剃岩と勘違いして、「あれ?これなら通れるかも? 狭いと聞いていたけど、意外と広いじゃん」と無謀にも突入!
ウェアやザックをこすりながら、なんとか向こうまで通り抜けできたけど、デジカメを入れて膨らんでいたパンツのポケット部分がこすれて裂けてしまった・・・orz

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こっちは本当の髭剃岩。せまっ! もちろん通り抜けチャレンジはパス!w。
ポケットに穴を空けてへこんでいる上に、そもそも体形的に絶対無理(笑)

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鎖場も出てきました。この鎖場はステップが多いので、慣れない人でも慎重に登れば大丈夫かな。

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そして山頂直下の最後の鎖場。週末は渋滞するらしいけど、平日登山は空いていて貸し切り状態。楽しそう! このためにやってきましたw

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最初の4-5mくらいは一枚岩でステップが少なく、鎖をつかんで少々腕力で登る箇所もあるけど、そこを抜けると右側に移動して、三点支持でしっかり登りきれます。
ただし、この岩を下れと言われたら、たぶん僕は遠慮しておきます(笑)
この鎖場の迂回路もあるので、苦手な人は無理しないでも山頂に登れます。

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最後の鎖場を登ると、そこは山頂だった!

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すいてる山頂Yeah!


南西側の眺望の動画。

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東側の眺望

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見えるかなぁ? 遠くに金峰山の五丈岩の姿も。

 

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帰りは水のタル経由で下山。山頂からの梯子を下りて見上げたら、意外と高かった。

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振り返って山頂付近。

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水のタル。
親切か? やり過ぎか? かえって迷わせるような看板の数々(笑)


高原ヒュッテ方面へ向うが、看板通りガレ、大きな浮石なども多く、
ルートも見失いやすい場所もあったり、岩場の登りルートとは別な雰囲気。

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このルートは登りで絶対使いたくないよな・・・と靴ずれとひざ痛に悩まされながら、うんしょ、うんしょと下る。
下山前に靴ひもを締め直しているのだが、最近親指の底がこすれて毎回水ぶくれる。そして靴擦れをかばって下りると膝に来る悪循環。ソックスがへたってきたのか。

 

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高原ヒュッテまで下りたら、鹿がのんびりと草を食んでいた。
慣れてるんだろうけど、警戒心なしだなw

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5月なのに真夏のような暑さだったので、道満山経由のルートをやめて、国師が原からは同じルートで下山。
徳和の集落まで下りると、道沿いの花がきれいでしばし暑さを忘れる。

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お昼過ぎには下山したけど、その頃から真夏のような積乱雲がにょきにょき立ち上ってた。帰宅して調べてみたら、午後から甲武信岳あたりで強い雷雲発生してたようで、乾徳山付近も荒れたかもしれない。
もはや夏山のような一日でした。早めの下山は大切ですね。

乾徳山、楽しい山でした。人気がある理由が良くわかりました。
日帰りの山で、
森林>白樺高原>草原(眺望バッチリ)>岩場・鎖場>山頂(眺望バッチリ)
これだけバラエティに富んでいると楽しいです。

駐車場が少ないので、平日登山に向いていると思います。鎖場も渋滞するようなので、登山者の少ない日程がお勧めですな(まあ、どの山もそうだけど!?w)



今回のコースタイムや標高データなどは下記よりどうぞ!

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